小児科選びのポイント

小児科選びのポイントとしては、まず小児科専門医が在籍しているかどうかです。小児科専門医とは、公益社団法人である日本小児科学会が認定した資格であり、小児科特有の病気や治療に精通している医師のことです。

子供の体調の変化は小児科特有の病気である可能性もあり、医師だからといって必ずしも全員がそれらの病気に詳しいというわけではありません。ですが、小児科専門医は子供の年齢に合わせた診断や治療方法について学んでいるため、迅速に対応することができます。まずは、小児科専門医が在籍しているかどうかを確かめてから受診するようにしましょう。

また、小さな子供と上手にコミュニケーションが取れる小児科を探すこともポイントです。小さな子供は大人と違い、自分の体調の変化をうまく表現することができません。親でさえも気づかないことが多いため、放っておくと症状がどんどん悪化してしまいます。

また、子供の中には医師に対して恐怖心を抱いていて、心を開いてくれない子もいます。小さな子供とのコミュニケーションが上手な医師は何気ない会話からうまく症状を聞き出すため、小さな変化にも気づきやすく早期治療に繋がる可能性があります。

小さな子供とのコミュニケーションが上手かどうかは、子供との接し方に注目しましょう。威圧的な態度だったり、言葉に感情がない医師の場合は子供が怖がってしまい、信頼関係は築けません。子供に対して穏やかな口調を心がけたり、子供の話すペースに合わせてくれる医師なら子供も安心して治療を受けることができるでしょう。